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とある魔法士の軌跡(2)


「やあ」

 聞き覚えのある女性の凛とした声が、彼の歩みをとめさせる。少年はくるりと踵を返すと、声の主と正対した。視線の先にいる女性はにこやかに微笑むと、そのまま彼との距離を縮めていく。ハイヒールが地面を叩く音が、妙に小気味良い。

「あー…」


 彼はバツが悪そうな表情を浮かべると、彼女から目を背ける。少年をこの学校にスカウトしたのは他でもない彼女であった。
 すらりとした体型に、恵まれたプロポーション。さらりと腰ほどまで伸びた黒く艶やかな髪。外見に関してなら他の女性が羨むこと間違いなし。そんな彼女はが実家にやってきたときには、一体何事かと思ったものだ。

「三ヶ月ぶりの再会だというのにつれない反応だな、一宮(いちのみや)くん」

「別に恋人じゃあるまいし」

「何か言ったか」

「いえ、何も」

 先程までは非常に柔かかった彼女の表情が一転厳しくなった。どうやらNGワードだったらしい。少年は慌てて口をつぐんだ。

「……まあいい。手続きは全て終わったのか?」

「まあ一応。で、ちょっと聞きたいことがあるんですが東寮ってどこですかね」

「東寮は東にあるに決まっているだろう。何を分かりきったことを」

「いや、その東がどっちか分からないんですってば……やれやれ 」

 彼は大きい溜め息をこぼした。どうやら先が思いやられそうである。
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とある魔法士の軌跡(1)

西暦2012年。100年前に勃発した、世界中を巻き込んだ大戦により列強各国は疲弊しきり、その結果として各々同盟や協定を結んだことで事実上の休戦に至る。その影には、異能者たる『魔法士』の存在があった。
いつ再開するやも知れぬ大戦に備え、日本は優れた魔法士を育成する機関――東京学院を設立。才に恵まれた『魔術士』はここで4年のときを過ごし、更なる高みへ導かれていた。
これは、とある魔法士たちの軌跡を紡ぐ物語。

「やれやれ、とんでもなく人が多いな東京は……やっと着いたか」

 少年はぼりぼりと頭を掻きながら面倒くさそうにそう呟くと、目の前にどしりと聳え立つ赤い門に視線を移した。
 門の柱にはその大きな口をこれでもかと言わんばかりに開いた2体の龍が彫られており、その目は門をくぐる者を視ているようにも思える。
 ――東京学院。現在日本に存在する、『魔法士』を養成する施設である。
 百年前、とある国の宣戦布告から勃発した世界大戦の末期に、日本をはじめとする『魔法士』を抱える国は戦争を終わらせる手段として彼らを戦地に投入する。『人間の姿をした兵器』とも称される彼らは、敵地で自らの力を知らしめる様に活躍した。しかしそれは魔法士同士の戦いに発展し、皮肉にも戦争を長引かせる結果を生むことになってしまう。
 物資や人材を使いきり疲弊しきった各国は休戦を宣言。同盟や協定を結ぶ中で各国は強力な軍事戦力としての『魔法士』を養成する必要性を感じ、結果として日本に設立されたのがこの東京学院である。
 4年制で、基本として1学年300人。入学すれば手厚い待遇を国からされるものの、戦争が再開した際には文字通り兵器として戦場に駆り出される。
故に魔法士としての才を持っていてもそれを隠す、または入学を拒否する者もおり、国もそれを認めている。

「でもま、わざわざ東京まで出てきたわけだし、楽しまねーとな」

 少年は門をくぐると、ふてぶてしい歩調で歩き出した。黒を基調として荘厳極まる校舎を見あげ、これから始まる生活を予想しながら。
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別サイトで載せていた

拙作を載せていこうかなと。ネタもないので。

色々訳有りでそこに載せるのはやめたものです、序盤しか書いてませんでしたが( )

長編になりますが、お付き合いいただければ。
※中二全開です。
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久々更新(

すいません、スマホに変えてから存在を忘れてました(

思えば今年もあと1ヶ月半しかないのですね。
ほんとあっちゅう間です。
そしてミルキィホームズ、ラブライブの年明けライブまでもあと1ヶ月半。

まあ僕の大学ではその前に学祭があるのですがwww
軽音楽部に入ってるんですがアニソンやります(
同じ県の大学にはゲストとして阿澄佳奈さんがくるんですよね、去年は喜多村英梨さん、さらに一昨年は和田光司さんと非常に羨ましいゲストが最近はきてるわけですが。
W大学には今年声優だけで10人きてたみたいですね、この格差ったら(
年明けライブに向けて宿泊費なり向こうでの交通費なりをためないといけないのであれですが、アクセルワールドで1つ組んでミルキィ2は1ボックスくらい買いたいものです。

では。
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プロフィール

寺田きな粉

Author:寺田きな粉
学生。
ミルキアン兼ラブライバー。
twitter→@wgo_milkian

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